易経で変化を学ぶ


易経は変化を学ぶことです。全てのものは必ず変化していきます。
その変化を表すものが「陰」と「陽」なのです。
陰陽の考え方のまず大事なポイントは、陰と陽は別々のものではない一つのものに、陰の面と陽の面があるという考え方です。

うまくいくか、いかないか?は、考えても答えはでないものです。だから直感や直観が正しい、ということではなく、あなたの60兆個に及ぶ細胞は、どう感じているだろうか?
それは即ち、あなた本来に備わっている力や、先祖との歴史、そして自分自身を信じることでもあります。

「閃き」はどこから来るのか?
「なんとなく」という感じは何故起きるのか?
「湧き上がるパワーの源」は何故なのか?

それらを、森羅万象のシンプルな法則や、人間の本来ある潜在的な力を見つめ直し「自分自身」そのものを鍛えていくものです。

兆しを学ぶ


物事が起こる前には微かな変化が訪れます。この微かな変化を「兆し」と言います。そしてこの「兆し」を察知することができるのも易経の特徴です。

「兆し」を察する事ができれるようになると・・・
好機が訪れる「兆し」を事前に察して行動に移す事ができ成功を修めたり、災いの「兆し」を察して未然に失敗を防いだりすることができるようになります。

易でわかる自分の現在と未来


易経には64種類の卦があり、それらに人間の様々な喜び、楽しみ、悩み、問題など1つの「時」として64種類の物語として表現されています。

そこには・・・
何をすればうまく行くのか?
何をすればうまく行かないのか?
という具体的な対処法が示されています。

そして「君子占わず」や「よく易を修める者は占わず」という言葉があるように「易で占わなくても未来がわかるようになる」と言われています。これは易経を学び、実践して行く事により、最終的には無意識に問いかけて直感で物事の進退を判断できるようになるという事です。